沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
81163・81164 オペラ総合実習 A-I・II AT=3、
AU=3
AT=前期、
AU=前期
実技
受講年次 担当教員名
AT:声楽研究室1年次
AU:声楽研究室2年次
○五郎部俊朗、片桐仁美、山内昌也、松田奈緒美、粟國淳、森島英子
■テーマ
オペラの舞台を経験しよう!!
■授業の概要
演劇・音楽双方の視点から、音楽とドラマ、歌唱と演技が一体となったオペラの総合的研究を舞台の実践を通して行う。
AT・Uは声楽研究室所属の学生が前期に履修する。
アンサンブルシーンなどを学習し、学内演奏会で発表する。(公開)
■到達目標
オペラの役を学習して演唱することによって、各自の持つ表現力が開発されることを目標とする。
■授業計画・方法
本授業では歌唱演技を中心にオペラを総合的に研究する。声楽研究室生対象のATとAUは合同で授業を行う。学年暦に定められた学内演奏会(オペラハイライト)では通常の授業の成果を発表。演出・演技指導(粟國)と、コレペティトーア授業(森島)は集中授業。また履修生は毎週火曜5限に個人指導を受ける。

○授業計画概要
前年度中に演目・配役を発表する。
1. ガイダンス。年間スケジュール・授業計画発表
2. 音楽稽古、暗譜稽古(1)
3. 音楽稽古、暗譜稽古(2)
4. 音楽稽古、暗譜稽古(3)
5. 演出家による集中授業(1)  
6. 演出家による集中授業(2)  
7. 演出家による集中授業(3) 
8. 演出家による集中授業(4) 
9. 立ち稽古(1)
10. 立ち稽古(2)
11. 立ち稽古(3)
12. 立ち稽古(4)
13. 演出家による集中授業(5)
14. 演出家による集中授業(6)
15. 仕上げ、通し稽古(1)
16. 仕上げ、通し稽古(2)
17. 仕上げ、通し稽古(3)
18. 音楽稽古(4)
19. 音楽稽古(5)
20. 音楽稽古(6)
21. 立ち稽古(5)
22. 立ち稽古(6)
23. 立ち稽古(7)
24. 立ち稽古(8)
25. 立ち稽古(9)
26. 立ち稽古(10)
27. 通し稽古(4)
28. 場当たり、及び通し稽古(5)
29. リハーサル
30. 学内演奏会 定期試験を行わない。

4月より音楽稽古と並行して暗譜稽古を開始。5月の演出家集中授業にて、演技指導を受け、おおまかな演技内容が決定する。その後は、立ち稽古を行い歌と演技を仕上げていく。9月に再度、演出家の指導を受け、履修者は学内演奏会にて発表を行う。
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
4月の授業開始時には譜読みを終え暗譜に近い状態で準備をしてくること。演技が入って来ると色々な事が新しく出てくるので100%の暗譜が必要。
オペラでは、教員・学生共に大人数が関わるので、履修生は連絡やスケジュールに沿って緻密に計画を立てる事。オペラは舞台スタッフ他との共働作業であることに留意すること。
A-IIは令和2年度開講せず。
■成績評価の方法・基準
【方法】
スコアから音楽とドラマの関わりを読み取り、役を表現出来たかが評価の重要な観点である。学内演奏会を含めて、演出、声楽の担当教員で協議し、総合的に評価する。演奏発表での成果を80%、平常点を20%として、評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
教員の指示による。
テキスト
教員の指示による。
参考文献
教員の指示による。
←戻る