平成29年度　大学間連携事業　女子美術大学×沖縄県立芸術大学

（第1会場）女子美アートミュージアム
（第2会場）Joshibi SPACE 1900

世界最小の定型詩である俳句は、西洋のモダニズム詩の形成に大きな影響を与え、国際的な注目を集めて今日に至っています。「彫刻の五・七・五（HAIKU-Sculpture）」は、こうした俳句にあやかって彫刻のあらたな可能性を切り開こうとするこころみであり、四季に主題をもとめ、五七五の定型をふまえて五寸（15㎝）×七寸（21㎝）×五寸（15㎝）にサイズを限定する作品展を開催してまいりました。2006年の沖縄県立芸術大学における展覧会を皮切りに、ビエンナーレ形式で開催し、その間、2011年には國立台北藝術大学、2015年にはタイのチェンマイ大学で開催するなど、国際展としての地歩を固めつつあります。7回目となる本展では女子美アートミュージアムとJoshibi SPACE 1900を会場とし、日本をはじめとするアジアの美術系大学24校が参加し、教員・大学院生の彫刻作品を約230点展示します。多種多様なHAIKU-Sculptureたちの競演をお楽しみください。

2017 基調講演・シンポジウム