沖縄県立芸術大学大学院芸術文化学研究科

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森達也教授と茂木仁史氏の公開講座のお知らせ

国立劇場おきなわ伝統芸能公開講座
1719年、玉城朝薫の舞台 -『琉球全図』の著者と解析-

本学教員の森達也教授と学生の茂木仁史氏(博士課程1年次)の公開講座が下記日程で開催されます。

場所
会場国立劇場おきなわ 小劇場
日時
2017年6月8日(木)19:00〜
入場無料・先着200名、
備考
【要予約】※詳細は国立劇場おきなわのHPをご覧ください。
http://www.nt-okinawa.or.jp
講座内容
1719年に琉球王国の踊奉行を務めた玉城朝薫は、「組踊」を創始した。その模様は、中国の冊封副使であった徐葆光が『中山傳信録』に著している。平成16年に那覇市民ギャラリーで展示された『冊封全図』は、新たな知見を含む重要な資料だが、筆者や来歴が不詳で、これまで深く研究されてはいない。昨年、北京・故宮博物院において2度の調査を行い、『冊封全図』の著者が徐葆光であることと、舞台についてもこれまでの謎の一部を解明することが出来た。この講座では、はじめに舞台とは何かを説き、『琉球全図』の著者と来歴を明らかにした上で、1719年の舞台構造を解析する。

公開講座

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