沖縄県立芸術大学

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学生の一週間のスケジュール

大学では、中学や高校と異なり自分で授業を選択して時間割を組み立てる事ができます。必修科目以外に、自分の興味・関心にあった授業を選択することもできますし、授業と授業の合間に空き時間を作ることも出来ます。その点は大学の魅力と言えるかもしれません。
それでは、音楽学コースの学生がどのような一週間を過ごしているのかを見ていきましょう。


M君の場合
下の表は、現在2年次に在学中のM君の時間割です。M君は専門科目や一般科目の他に、教職課程と博物館学課程を履修しているため、比較的授業数の多い時間割となっています。

音楽学-1週間

音楽学-時間割!

M君からのコメント・・・
私がこの大学に入学して2年目に入りました。1年生の頃は授業についていくのが大変でしたが、2年生になると大学の授業にも慣れてきています。私は教職課程と博物館学課程も履修しているため、専門科目との両立は大変ですが、授業の空き時間や放課後に予習・復習を行って両立を図っています。


次に気になるアフターファイブ、M君はどのように過ごしているのでしょうか。


音楽学-放課後

●グレードの勉強、副科声楽やピアノの練習、課題、ソルフェージュの勉強
・・・つい先日ヤマハのグレード試験があったので、最近はグレードの勉強が中心でしたが、普段は課題のレポートや実技の練習をしています。
●芸大祭の活動
・・・今年も11月2日・3日に芸大祭が開催されますが、今回私は実行委員長として芸大祭の運営に携わる事になりました。そのため芸祭委員会での話し合いや準備に追われていますが、音楽・美術の学生が一緒になって活動出来る場なので、刺激的でとても充実しています。
●演奏会
・・・演奏会、といえば聴く側を想像されるかもしれませんが、僕はよく裏方として演奏会のお手伝いをしたり、時には出演者になることもあります。また大学内には奏楽堂という音楽ホールがありますが、そこでは器楽や琉球芸能を専攻している学生が演奏会を催すことが多いため、聴いたり観たり、演奏会の裏側をのぞいたり、という機会が多くあります。
●友人たちと
・・・ここまでの僕の放課後をみてみると、なんて真面目な学生なんだと思われるかもしれませんが、友人たちと遊びにいってリフレッシュすることも忘れてはいません!しかし大学の、特に音楽学の友人とは、演奏家や作品の話で盛り上がり、おしゃべりがいつしか勉強会へと発展してしまったりします。


最後にM君、音楽学コースの魅力はなんですか?
私は音楽が好きで、この大学に入るまでは独学で様々なジャンルの音楽を勉強してきましたが、独学で勉強をするのにも限界がありまた私自身多くの疑問がありました。音楽学コースには様々なジャンルの専門の先生方(西洋・日本・民族・琉球・舞踊)がいるため、私自身がこれまで抱えていた音楽に対する疑問解決への糸口を、様々な視点から得る事が出来ました。また、私が音楽学コースに対して素晴らしいと感じることは、音楽になくてはならない三要素(実技・理論・知識)を平行して深く学べることです。また、それらの要素は西洋音楽のみならず、アジア、アフリカなどの非西洋地域の音楽などの多くの視点からみることができます。
私自身、2年生になった今、多くの音楽に携わり、私の求めている音楽とは何かを探しながら楽しい大学生活を送っています。少しでも興味を感じたら、ぜひとも音楽学コースにめんそーれ!




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