沖縄県立芸術大学
沖縄県立芸術大学 開学30周年「つくる、つなげる30年。」
学部・研究科・附属機関等

芸術学専攻

芸術や美とは何かを追求し、批評精神を養う

アドミッションポリシー

芸術学専攻は沖縄県の特色ある文化と歴史を尊重し、日本にのみとどまらず国際的な教養を備え、芸術のさまざまな領域で活躍できる人材の育成を目指します。

この目的のため、本専攻では以下の人材を求めます。

  1. 多様な芸術作品や芸術に関する現象に興味を持ち、それらについての知見や情報を進んで収集する意欲を持つ人。
  2. 芸術についての知識や思想を「言葉」によって表現し、他者と知的なコミュニケーションを交わすことに関心がある人。
  3. 現代社会における芸術のあり方を考え、その未来を展望することを目指す人。
  4. 芸術作品を積極的に鑑賞し、また制作や芸術運動への参加を通じて、具体的な経験に即した思考を行える人。

カリキュラムポリシー

芸術学専攻では、芸術に関する論文を書くことの出来る学問的な力を備えた学生の育成を主要な目的としています。研究の対象となる分野は、沖縄の文化芸術のみならず美学・芸術学・日本美術史・東洋美術史・西洋美術史と幅広く設定され、学生の個性に応じて、自分に相応しい学問領域を選択できるようになっています。

また、芸術大学の学生にふさわしい実技と理論の調和を目指すことも大切な目的のひとつです。語学の選択範囲も広く、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・中国語・ラテン語・漢文などの他に、日本語の歴史的文書を読むための授業科目を受講できます。

第1年次においては実技と理論の学習が半々になるようにカリキュラムが構成されていますが、第2年次以降では、理論と歴史や語学などの学習が中心となります。第2年次における「学外研究」で多くの芸術作品に触れ、芸術と社会とのかかわりを考える機会を得ることによって、自分の目指す分野が明確になっていきます。第3年次で専門分野の研究を深め、第4年次の「卒業論文」において、学生はそれまで大学で学んだ知識と陶冶された感性を有効に用いてひとつの研究課題の下に論文を執筆することになります。

さらに、就学中に博物館学課程や教職課程の科目を受講することで、学芸員資格や教員免許状を取得することができるように配慮されています。

[写真]学外研究:大野寺磨崖仏(奈良県)にて学外研究:大野寺磨崖仏(奈良県)にて

学外研究
2年次に行う研究旅行。事前学習をしたうえで県外の美術館や社寺をまわります。
[写真]学外研究

芸術学専攻 履修モデル

(教職課程・博物館学課程を含む)

1年次 造形基礎
(水彩画・人体デッサン・写真・版画・東洋画・塑造)
実技研究
(油彩画・デフォルメデッサン・アクリル画・人物画・自画像)
基礎演習
(芸術学の研究に必要な基礎力を養成)
2年次 学外研究
(社寺・美術館建学)
実技系科目 語学系科目 講義系科目 演習系科目

彫刻演習
デザイン演習
工芸演習

古文
漢文
英語
ドイツ語
イタリア語
フランス語
ラテン語
芸術学特講
美学特講
日本美術史特講
東洋美術史特講
西洋美術史特講A
西洋美術史特講B
比較芸術学特講
芸術学演習
美学演習
日本・東洋美術史演習
西洋美術史演習A
西洋美術史演習B
芸術文化論演習
3年次 博物館実習
(博物館学芸員資格取得希望者)
4年次
教育実習
(教員免許状取得希望者)
卒業論文

講義風景

卒業論文発表会
4年次には研究活動の総まとめとして、卒業論文を執筆します。2月には、卒業・修了作品展の時期に合わせて、論文の発表会を行います。
[写真]卒業論文発表会
講義風景
2年次から特講や演習など、専門の講義が本格的に始まります。
[写真]講義風景
学生学習室
学習室には、百科事典や各種辞典類、パソコンが整備され、自主的に研究活動を行うことができます。
[写真]学生学習室
実技
1年次は「造形基礎」と「実技研究」が必修となります。理論だけではなく、充実した実技指導を受けることができます。
[写真]実技風景

卒業生の声

森 結 もり ゆい

2012年
芸術学専攻 卒業
2014年
大学院造形芸術研究科 比較芸術学専攻 修了

私は入学当初からイタリア美術史に興味が有り、卒業論文もルカ・シニョレッリをテーマに執筆しました。芸術学は実作ではなく研究をするところですが、これが一筋縄では行きません。

学部では卒論一筋だった私ですが、その甲斐あって、ご指導頂いた先生から大学院進学を勧められました。幸い松尾金蔵奨学生に選んでいただき、いい環境で研究することができました。卒論に没頭する中で一度は断念した博物館学課程も無事履修を終えることができました。

私の院生1年目の年には、60年ぶりというシニョレッリの大回顧展がイタリアで開かれたのですが、上述の奨学金のおかげもあってイタリアに行くことができ、多くの実作品に触れ、修士論文のテーマも新たに見つけることができました。これをもとに、2年目には学会で発表を行うこともできました。振り返ってみると、研究は1人ではできないことを実感しています。多くの方々との関わり会いの中で、出来上がった論文とは一生の財産に思えます。この財産を糧に、私はこれからも研究を続けていきたいと思っています。

本学には海外の姉妹校に留学するチャンスも豊富に用意されています。是非皆さんも芸術学専攻で学んでみてはいかがでしょうか。

大畑 光範 おおはた みつのり

2006年
芸術学専攻 卒業
2008年
大学院造形芸術研究科 比較芸術学専攻 修了
現在
日本放送協会(NHK)沖縄放送局に勤務

大学とは何をする所でしょうか。それはまず第一に研究をする所です。高校までは教師の話したことや教科書に書かれていることを覚えるだけで事足りました。それは学習と言います。

しかし大学からは学習ではなく研究をしなければなりません。

研究とは、ある特定の物事について詳しく調べ、深く考えて、事実や真理などを明らかにすることです。

芸術学は古今東西の芸術について研究します。芸術の歴史は長く、世界は広く、ジャンルも多岐にわたります。その中から研究対象を決めるのは簡単ではありません。有効な方法の一つは自分自身の経験から探ることです。そのためには自ら多くの芸術を見て、聴いて、触れて、感じる必要があります。それらの実体験で得た感動や疑問から研究対象を絞り込んでいくと良いでしょう。

大学の専攻で将来が決まるわけではありません。4年間だけでも自分の好きなことに没頭するのは人生にとって無駄ではないと思います。この芸術学専攻ではそれが可能です。

現在のページ
  1. ホーム
  2. 学部・研究科・附属機関等
  3. 美術工芸学部
  4. 芸術学専攻
大学概要
学長あいさつ
建学の理念
大学概要
大学のあゆみ
大学の組織
教員総覧
国際交流
附属施設
大学刊行物
学年暦
学部・研究科・附属機関等
美術工芸学部
音楽学部
大学院
全学教育センター
附属研究所
附属図書・芸術資料館
入試案内
美術工芸学部
音楽学部
大学院
資料請求
イベント情報
オープンキャンパス
展覧会・展示会
演奏会
ワークショップ/公開・文化講座
学内外のみなさまへ
県民・一般のみなさまへ
在校生のみなさまへ
卒業生のみなさまへ
企業のみなさまへ
アクセス
アクセスMAP
お問い合わせ
窓口一覧
お問い合わせフォーム
よくある質問とその答え
教員採用
美術工芸学部
音楽学部
附属研究所

沖縄県立芸術大学

TEL:
098-882-5000(代表)
FAX:
098-882-5033
© Okinawa Prefectural University of Arts.
首里当蔵キャンパス:
〒903-8602 沖縄県那覇市首里当蔵町1-4
首里金城キャンパス:
〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町3-6
首里崎山キャンパス:
〒903-0814 沖縄県那覇市首里崎山町4-212-1
国公立五芸術大学