芸術や美とは何かを追求し、批評精神を養う
芸術学専攻では、芸術に関する論文を書くことのできる学問的な力を備えた学生の育成を主要な目的としています。研究の対象となる分野は、沖縄の文化芸術のみならず美学・芸術学・日本美術史・東洋美術史・西洋美術史と幅広く設定され、学生の個性に応じて、自分に相応しい学問領域を選択できるようになっています。
また、芸術大学の学生にふさわしい実技と理論の調和を目指すことも大切な目的の一つです。語学の選択範囲も広く、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・ラテン語・漢文などの他に、日本語の歴史的文書を読むための授業科目を受講できます。
1年次においては実技と理論の学習が半々になるようにカリキュラムが構成されていますが、2年次以降では、理論と歴史や語学などの学習が中心となります。2年次における「学外研究」で多くの芸術作品に触れ、芸術と社会とのかかわりを考える機会を得ることによって、自分の目指す分野が明確になっていきます。3年次で専門分野の研究を深め、4年次の「卒業論文」において、学生はそれまで大学で学んだ知識と陶冶された感性を有効に用いて一つの研究課題の下に論文を執筆することになります。
さらに、就学中に博物館学課程や教職課程の科目を受講することで、学芸員資格や教員免許状を取得することができるように配慮されています。
(他選択必修科目あり)
中国遼寧省出身 芸術学専攻4年生(2025年8月現在)
芸術学は、想像力と多様性に満ちた学問であり、深い理論的基盤を持ちながらも、豊富な実践的内容を含んでいます。それは単なる芸術形式の研究にとどまらず、人間の文化や精神世界の深い探求でもあります。特に、沖縄においては、豊かな文化遺産と独自の芸術伝統があるため、芸術学はさらに独特な魅力を持っています。本専攻の特徴は、学際的な視野と多様性にあります。様々な芸術形式に触れる事ができるだけでなく、歴史、哲学、文化研究などの関連学問を通じて視野を広げることができます。古典絵画の鑑賞から現代映画の分析に至るまで、芸術学は興味を深め、内面的な発見と刺激を与えてくれるでしょう。
もしあなたが芸術に情熱を抱き、芸術を通して世界を探求したいと考えているなら、本学の芸術学専攻は多くの発見と達成感をもたらす場となるでしょう。
芸術学専攻は沖縄県の特色ある文化と歴史を尊重し、日本にのみとどまらず国際的な教養を備え、芸術の様々な領域で活躍できる人材の育成を目指します。
この目的のため、本専攻では以下の人材を求めます。
芸術の世界を深く知ることは、自分と芸術を結び付け、共通の関心を持つ人や社会とつながるきっかけになるかもしれません。芸術の理論や歴史を学び、いろいろな作品を分析して理解を深めることが大切です。芸術学を勉強することで、批評家やキュレーターを目指す人もいれば、実際に作品を作るアーティストを目指す人もいます。教師や研究者になる人もいます。でも、大切なのは、沖縄から世界中の芸術を見つめる視点です。沖縄にいるからこそ見えてくる景色が原点になっているのです。ここ沖縄で一緒に芸術の世界を学びましょう。自分と芸術、人とのつながりを深める旅に出ませんか。