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琉球芸能専攻

世界でただひとつ、本学だけの教育研究分野

専攻概要

教育課程の概要

沖縄の伝統音楽・芸能を教育研究の対象とした琉球芸能専攻では、琉球古典音楽コース琉球舞踊組踊コースがあります。専門実技の研究だけではなく理論的な研究も行い、実習・実演を行っています。習得した技能は、琉球芸能定期公演や学内演奏会、学外での出演など様々な場所で発揮することができます。

学生たちは4年間の学生生活を経て、更なる研究のため大学院へ進学する者、プロとして実演家になる者、中学・高校の教員、一般企業に勤めるなど様々な分野で活躍しています。

教員からのメッセージ

[写真]教授 比嘉 いずみ

人と人をつなぐ琉球芸能

沖縄の伝統文化は、独自の歴史と文化の中から生まれ、国内はもとより世界を魅了し、高い評価を得ています。中でも琉球古典音楽や琉球舞踊、そして組踊は先人の思想や想像力が表現され、文化の華として受け継がれてきました。

琉球芸能専攻では、伝統芸能を多角的な視点から、さまざまな実践を通して学びながら、自身の特技を磨いていきます。卒業生は、伝統芸能の実演家・アーティストとして県内外で活躍し、その魅力を発信しつづけています。

教授 比嘉 いずみ


卒業生の声

[写真]三刀屋 美鈴

三刀屋 美鈴(みとや・みすず)

東京都出身
2021年10月現在 琉球古典音楽コース4年生

私は東京都出身ですが、三線の魅力に惹かれ、さらに技芸を深めたいと本学に進学しました。専門実技の授業は基本的に個人レッスン形式ですが、地謡実技などではグループ形式で行われます。また、関連する琉球楽器など実技系の科目のほか、琉球芸能史といった理論系の科目も履修することができ、自身が専門とする分野を多角的に捉えることができます。

私は視覚に障がいがあるため、点訳や映像資料を活用するなどの支援を受けながら授業に励んでいます。大学生活では、当初、目の見える人のリズムに戸惑いましたが、コミュニケーションを取り合いながら互いに理解を深めてきました。その仲間たちと共に舞台を作り上げてきた経験は大きな達成感があり、次の挑戦への原動力に繋がっています。皆さんもぜひ沖縄の伝統芸能を探求してみませんか。

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