沖縄県立芸術大学に尽力し、初代附属研究所所長であった柳悦孝(大正元~平成15)は、昭和14年~15年に日本民藝協会の同人として沖縄を訪れ、沖縄の織物について多くを学びました。戦後、柳は、国産の合成繊維ビニロンの製織や、ウール織物、さまざまな組織織物の展開に取り組み、工芸織物を完成させました。なかでも、沖縄で学んだ絣技法は、その後柳の手により展開し、独自の作風を生み出しました。本展では、当館に寄贈された柳悦孝織物作品や、女子美術大学での造形教育、沖縄及び海外の収集作品を紹介し、柳悦考のあゆみをたどります。
展覧会概要
会期
2018年10月26日(金)~11月4日(日)[10日間]
時間
10:00〜17:00
入場料
無料
会場
附属図書・芸術資料館2階 第1〜3展示室(首里当蔵キャンパス)
交通案内
お越しの際は公共交通機関をご利用下さい。
- 特に11/3(土)は首里城祭の為、首里城周辺交通規制あり
主催
沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館
共催
沖縄県立芸術大学附属研究所
ギャラリートーク
展示室内にて(無料)
- 10月27日(土) 13:30~15:00 柳 悦州(本学客員教授)
- 11月4日(日) 11:00~15:30 柳 悦州(本学客員教授)
- 11月4日(日) 14:00〜15:30 新田 摂子(本学附属研究所講師)