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教職員の皆様へ / 令和2年度前期の講義系科目の実施について (2020/4/10更新)

教職員の皆様

令和2年度前期の講義系科目を実施するにあたっての、本学の基本的な考え方を以下に示します。なお、専門の授業については、分野によって個々の授業形態が異なるため、各学部、各専攻で方針を定めることとします。また、今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、さらなる内容変更の可能性があることをご理解・ご承知おき下さい。

1.講義開始日時及び履修登録について

令和2年度前期授業の開始日を5月11日(月)4月21日(火)とする。ただし、下記に示すような授業実施についての基本的要件が満たされない場合(準備が整わない場合)、授業ガイダンス日以降の講義実施を延期するなど、柔軟な対応を認めるものとする(その際には、学生には別途課題を課し、課題提出者には、授業開始延期期間を出席扱いとする)。

4月14日(火)〜18日(土)の間にWEB登録にて実施する。なお、令和2年度前期授業の履修登録に関しては、後日通知する。

2.講義系授業の実施についての基本的要件

  1. 換気の悪い密閉空間である
  2. 多くの人が密集している
  3. 近距離での会話や発声が行われる

の「3つの条件」が同時に重なり合わないような環境を確保した上で、授業を実施すること。

3.授業実施にあたっての対応策等

対面授業(大学での授業)について

  • 教員は健康管理に留意し、体調に異変(体温が37.5℃以上になる、または咳や鼻水等の風邪の症状がある)が生じた場合は、授業を行わないこと。授業実施の前には、各学部・専攻の学科室などにおいて、体調報告を行うこと。
  • 現在の新型コロナウイルスの感染拡大状況に鑑み学生・教員の安全を確保するために、授業を担当する教員の判断により、大学での対面授業以外の方法(学生が在宅学習できるような課題を出す、遠隔授業の実施等)による代替授業の実施を認める。
  • グループワークなどを極力避ける形の授業運営を工夫する(例:ワークシートを相互に交換し読み合う、紙面討論を行う、対話の代わりに学生が書き込むことのできる小さなホワイトボードを活用するなど)。
  • 学生には、極力マスクをし、私語を避けるよう指示する。教員もマスクをし、可能な限りマイク・スピーカを用いて授業を実施する、などの配慮をする。

教室使用についての注意

  • 登録者の人数に応じ、必要があれば教室の割り当てを変更する。基本方針としては、各教室に入れる学生数を、収容可能席数(教室収容人数)の50%未満におさえる。
  • 学生間の距離(2m程度)を確保するため、前後の列で学生を交互に座らせる、教員の前には座らせない。
  • 入り口には、消毒用アルコールを設置し、入退室時の消毒をお願いする(ただし、アルコール過敏の人もいることから強制はできない)。
  • 水道がついている教室については、アルコール過敏の人にも配慮し、アルコールの配置以外に石鹸とペーパータオルを置く。
  • 授業前後、途中にこまめに換気をする。クーラーを入れる場合にも前後少なくとも2カ所窓を開ける。

大人数の授業への対応

  • 受講生が多い授業(教室収容人数の50%を超える授業)では、学生を複数グループに分割し、隔週で授業に出席させたり、90分の授業時間を分割するなどして、大人数(教室収容人数の50%以下をキープする)が同時に教室に集まらないようにする(出席しない学生には課題を出すなどの対策を講じる)。また、遠隔授業あるいは遠隔会議システムを用いたリアルタイムでの授業配信についても検討する。(なお、講義科目は、授業外も含め45時間の学習で1単位とみなし、その科目の単位を与える)。
  • 授業の録画配信の場合には、動画と資料を学生に配信し、学生からきちんと毎回の講義内容を見たことがわかるようなリアクションペーパー等を提出させることによって、出席とみなす。

学生に対する配慮

  • 新型コロナウイルスに感染した、もしくは感染したおそれ等のある学生から申し出があった場合は、欠席扱いとしないなど、学生の不利益が生じないよう配慮する。
  • 担任・授業担当教員による履修登録の確認を十分にし、登録調整期間については弾力的に対応する。
  • 令和2年度シラバスに記載されている授業内容に変更が生じる可能性が高いが、その点については、ガイダンス時などに学生に丁寧に説明すること。

令和2年4月10日
大学教務委員会

お問い合わせ

教務学生課

住所:〒903-8602 沖縄県那覇市首里当蔵町1-4
電話:098-882-5080
インターネット:お問い合わせフォーム

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