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造形芸術研究科 | 生活造形専攻

専攻概要

1.工芸専修

染研究室では、古典紅型を調査研究し、筒引き・型染の表現における形態を学びます。顔料彩色と藍染の表現の違いを学ぶ事で適正材料の知識を得ます。それを基に自己の防染法の表現方法を広げ、現代に即応した創作活動、理論的な研究制作を目標とします。

織研究室では、沖縄の染織技法、その他綴れ等の技法を活用した制作、琉球藍などの天然染料や素材の調査研究を行います。また、沖縄を含め日本・アジアの染織に関する調査・研究を行い、伝統的な技術の伝承や創作性への展開にも取り組みます。

陶磁器研究室では、器物作品制作と造形作品制作に分かれ、それぞれの専門的実技と理論を習得します。教育内容としては、1年次には素地土の調整と釉薬原料の研究など成形技術と比較焼成(黒陶・野焼)を含む実習を主眼とし、2年次ではより高度な焼成技術と加飾技法を課題として研究制作を行います。

漆工研究室では、学部での教育課程を土台とし、各自の研究テーマを中心に高度で実践的な研究を行うと共に、琉球漆芸を含む日本漆芸全体の伝統技法の研究もより深く継続していきます。時代や社会をより意識し、独創的な表現を探求しながら、現代社会に貢献できる人材の育成を目標とします。

[写真]附属図書・芸術資料館展示室での展示準備風景

2.デザイン専修

デザイン専修は、視覚伝達デザイン研究室と生活環境デザイン研究室から成ります。

視覚伝達デザイン研究室では、グラフィックデザイン、映像デザイン及び空間演出における視覚的な表現などを研究領域とし、制作を通じてビジュアルコミュニケーションデザインの在り方を追求します。

生活環境デザイン研究室では、公共空間のスペースデザイン、居住空間、家具等のデザインや地域性を勘案した製品デデザイン専修ザイン等の造形を研究領域とし、論理的なデザインプロセスの構築手法から実践的でより高度な造形表現を追求します。

[写真]講義での作品講評風景
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