本文へ移動

芸術文化学研究科(後期博士課程)

修了生の声

[写真]準備中

呉 海燕(ご かいえん)

2011年3月 博士(芸術学)学位授与

「琉球」との出会いは、私にとって「縁」としか表現できないことだと思います。中国の「北国」ハルビンの大学で日本語・日本文学を専攻した私は、偶然の機会で「南国」沖縄への留学が決まりました。当時の私の中で、沖縄は「日本」の一つの「県」という認識しかありませんでした。沖縄での生活、勉強が続く中で、次第に沖縄の独特な風土とそれに培われた文化に惹かれ、特に「廃藩置県」前の「琉球国時代」に強い関心を抱くようになりました。「この土地についてもっと勉強したい」という思いで本学大学院の後期博士課程に入学しました。

自分の目指したものを学位論文にするのは、それこそその過程は苦しかったです。が、それはまた同時に、学ぶことの喜びと先生方や仲間たちの優しさが味わえる時期でもありました。指導教官とゼミのメンバーはもとより、違う専攻の先生と先輩、後輩からもアドバイスや励ましの言葉をいっぱいいただきました。私の研究対象は過去の「琉球国時代」ですが、ここの土地と人々から、昔と変わらない温かさをつくづく感じています。琉球・沖縄—私はこの「偶然」の出会いと付き合いに感謝し、この地で過ごした歳月を胸の一番温かい隅にしまっておきたいと思います。

   ページの先頭へ移動