音楽を深く知って、社会とつながる
ある程度の音楽的実践能力を背景に、さまざまな音楽や芸能とその文化的脈絡について広い関心と問題意識を持ち、深く考える能力を備えた人を求めています。
1年次では、音楽学の基礎知識や研究方法を学びます。学年が進むにつれ、資料批判や音楽理論、フィールドワークなどの専門的な講義、演習、また論文指導などの実習を通して音楽や芸能に関する知識や経験を蓄積し、4年次には卒業論文を作成します。
音楽学コースでは、「音楽」という形のないものを研究するため、日本音楽・西洋音楽・民族音楽をはじめ、生活音や自然音のような「音楽と定義できるのか」と疑問に思うものまで素材として扱います。そのため、大学4年間で音楽の知識が増えるだけではなく、枠にはまらない音楽を体験しながら多角的な視点で物事を考える力が身につきます。
学年が上がるにつれて、広い分野から狭く深くテーマを絞り探求していくことが特徴で、1年生で学んだことが卒業論文を書くことにつながります。 さらに、形のない音楽について言葉を使って発信する方法や論文の形式について学ぶことができ、音楽の場以外でも武器になるスキルを磨けるコースとなっています。
皆さんも一緒に沖縄ならではの建物や自然に囲まれた最高の環境で、音楽を探求してみませんか?