イベント情報
柔軟な発想と領域を越えた協働、多くの人々に開かれた音楽のあり方をフィールドワークを通し探る独自の創作と、斬新なワークショップ実践で世界的に知られる作曲家・野村誠。 2014年から日本センチュリー交響楽団のコミュニティプログラムディレクターとして、プロ楽団の活動に新領域を切り拓いてきた。 沖縄県立芸術大学に3日間滞在し、レクチャーやワークショップ、学生との討論、在沖縄の美術家との対談を通じ、社会の中の芸術家の役割を考えるデヴェロップメント・プログラム。
美術・演劇・ダンス・ガムランとの協働、路上での「野外楽」や東京・千住での「だじゃれ音楽祭」など自由・斬新な活動の「源」を聴く。
橋下徹府政下、劇的な予算削減で経営困難に陥ったオーケストラに招かれ、展開してきた「社会に貢献する」芸術活動の真実。
盟友・島袋さん(沖縄在住)は、作品がポンピドゥー・センターにも収蔵されている国際的現代アーティスト。異分野協働の「妙」を語る。
あの火災から丸2年。焼け跡で回収された瓦を活用して一緒に音楽を奏でましょう。参加者を募集!
2021(令和3)年12月3日(金)〜12月5日(日) 開場:各回開演1時間前
沖縄県立芸術大学音楽棟大合奏室・奏楽堂・体育館(首里当蔵キャンパス) ご来場の際は、本校駐車場をご利用ください。
無料
沖縄県立芸術大学音楽学部
沖縄県立芸術大学音楽学部音楽文化専攻
参加応募フォームに必要事項を入力の上、送信
作曲家。 1968年名古屋生まれ。 京都大学理学部数学科卒業。柔軟な発想と領域を越えた協働、人々に開かれた音楽のあり方をワークショップを通し探る独自の創作と、斬新なワークショップ実践で知られる。
ブリティッシュ・カウンシルの招聘を受け、英ヨーク大学研究員として英国各地で活動。日英交流「ホエールトーン・オペラ」、東南アジアでの即興音楽プロジェクト「i-picnic」等で注目され、アサヒビール芸術賞、JCC ART AWARDS、NEW ARTISTS AUDITION 91グランプリ受賞。国内外の芸術祭やオーケストラ、福祉施設、大学でアーティスト・イン・レジデンスを務める。ガムラン、和楽器、ロックバンド、日用品、瓦など様々な媒体のために作曲し20カ国で作品発表。2010年、東京藝術大学・足立区と「千住だじゃれ音楽祭を立ち上げる。2018年、沢井一恵(箏)と竹澤悦子(箏)のデュオのための《かずえつこと》作曲。香港の福祉施設からの招聘で3ヶ月のレジデンスを行う。2020年、ポーランド国営ラジオで野村誠特集の2時間番組が放送される。 京都造形芸術大学、京都女子大学家政学部児童学科の各大学で特別講師。京都造形芸術大学こども芸術学科で客員教授を務める。著書に『路上日記』(ペヨトル工房)、「子どもたちの想像力を育む」(東京大学出版)、『即興演奏ってどうやるの』(片岡祐介共著:あおぞら音楽社)、『音楽づくりのヒント』(音楽之友社)、『音楽の未来を作曲する』(晶文社)などがある。
美術家。 1969年、神戸市生まれ。 サンフランシスコ美術大学卒業。
12年間のドイツ、ベルリン滞在後、2016年より那覇市在住。 1990年代初頭より国内外の多くの場所を旅し、そこに生きる人々の生活や文化、新しいコミュニケーションのあり方に関するパフォーマンスやインスタレーション作品を制作。 詩情とユーモアに溢れながらもメタフォリカルに人々を触発するような作風は世界的な評価を得ている。近年はクンスト・ハーレ・ベルン(2014年)やモナコ国立新美術館(2021年)で個展を開催。 パリのポンピドゥー・センターやロンドンのヘイワード・ギャラリーなどでのグループ展やヴェニス・ビエンナーレ(2003、2017年)、サンパウロ・ビエンナーレ(2006年)、ハバナ・ビエンナーレ(2015年)、リヨン・ビエンナーレ(2016年)などの国際展に多数参加。 2022年にもヨーロッパ各地での個展を予定している。 作品はポンピドゥー・センターや国立国際美術館など世界各地の美術館やアートセンターに収蔵されている。アート・リンゼイ、小杉武久、野村誠など音楽家とのコラボレーションも多数行っている。 ドイツ、ブラウンシュワイグ芸術大学(2005-2006)で客員教授。スイス、チューリッヒ芸術大学(2014-2015)などで客員講師を務める。現在は京都芸術大学大学院芸術研究科客員教授を務める。著書に『扉を開ける』(リトルモア)、絵本『キュウリの旅』(小学館)などがある。
以下に該当する方はご来場をお控えください。
住所:〒903-8602 沖縄県那覇市首里当蔵町1-4 電話:098-882-5015 Email:air2021okigei@gmail.com インターネット:お問い合わせフォーム