自由に感性を解き放ち響きあおう
それぞれの専門楽器演奏に情熱を持ち、強い意思のもとに日々の練習に向かい、演奏の向上に努める人を求めています。
管打楽コースは木管楽器、金管楽器、打楽器に大別されます。木管楽器はフルート・オーボエ・クラリネット・ファゴット、金管楽器はホルン・トランペット・テナートロンボーン・バストロンボーン・テューバ、打楽器は鍵盤楽器を含むそれぞれの専門分野に分けられます。各専門楽器ごとに演奏技術の基本、理論を重視し、独奏をはじめとするあらゆるジャンルに及ぶアンサンブルを含めた授業や、毎年学内演奏会に出演するなどの実技実践教育を行っています。芸術に携わる者として優れた人格を育み、卒業後は真に優れた演奏家及び教育者となり得る人材の養成を目的としています。
沖縄県立芸術大学は、日本国内で数少ない国公立の音楽大学です。音楽大学に通うためには莫大なお金がかかります。私は、経済的に余裕が無かったため、地元にある国公立ということで選びました。
個人レッスンでは、国内外で活躍されている先生方からの指導を受けることができ、オーケストラや室内楽などでは、学生の人数が少ないため、たくさんの本番を経験することができます。練習の合間や終わった後は、隣にある世界遺産、首里城で散歩することができ、気分転換になります。
ここ沖縄ならではの自然の中で一緒に音楽を学んでみませんか。
本学の管打楽コースは他大学に比べ少人数ですので、静かな環境で伸び伸びと大学生活を送れることが一番の特徴だと思います。ソロや室内楽、アンサンブルにオーケストラと様々な場面で重要な役割を任され、貴重な経験をすることができます。また現在演奏家として第一線で活躍されている先生方からのご指導をとても密な関係性の中で受けることができ、そこが沖縄県立芸術大学ならではの部分ではないかと感じています。
私は福岡県出身なのですが、大学入学のため初めて沖縄に来て、沖縄の人たちの自然な振る舞いや豊かな感受性に、素敵だなと感じさせられる場面がたくさんありました。そしてそれは本学全体の雰囲気にも繋がっており、私はこの大学に来て良かったと思っています。
私は現在音楽学部を卒業して本学の大学院に在籍しています。今後も学部生の時の経験を活かし、さらに自分の研究を進めていこうと思います。
卒業して約10年になりますが学生時代を振り返ってみますと恵まれた環境で勉強ができ最高の4年間でした。
沖縄県立芸術大学の特徴は少人数なので1年生からソロ、室内楽、オーケストラまで沢山の演奏を経験することができ、第一線で活躍されている先生方の指導を受ける事が出来ることだと思います。
私の場合、4年間テューバの学生は私一人でしたので1年生から4年生までの室内楽の授業やオーケストラ等、ほとんどの演奏に参加していました。演奏会では失敗することも沢山ありましたが、あのときの経験や先生方の指導があったからこそ今の自分があるような気がします。
私は現在、那覇市に所属します陸上自衛隊第15音楽隊で勤務しています。沖縄県立芸術大学で学んだことを演奏やレッスンを通じて県民の皆様方へ還元できるように頑張っていきたいと思います。