自由に感性を解き放ち響きあおう
古典から現代にいたる作曲作品を研究・分析し、創造的な音楽作品を生む能力を獲得することに意欲と情熱をもって取り組める人材を求めています。
作曲理論の基礎的な能力を身に付け、近・現代にいたる楽曲の分析を通して、作曲作品を制作することを目標としています。1年次の独奏楽器とピアノによる二重奏から、自由なアンサンブルによる4年次卒業作品まで、学年が進むにつれて様々な編成での創作を経験できるようにカリキュラムが組まれており、各年次に作品を提出し、作品を発表する機会が与えられています。
「あんな曲が作れたらなぁ…」、「こういう曲を書いてみたい!」。それを全て実現してくれるのがこの「作曲理論コース」です。
作曲理論コースでは、作曲実技という科目の中で、自分の作曲してみたい曲に合わせて幅広い技術を学ぶことができます。他の音楽大学よりも少人数であるため先生たちと学生たちとの距離が近く、親身になってご指導くださります。そのご指導で、学生たちは自分たちの作りたい音楽に向かって前進します。
また、「作曲演習」という、過去に作曲された楽曲を分析し作曲技術の知識を学ぶ科目もあり、この科目も学生たちの作りたい曲や実力、進捗に合わせて内容を展開しています。
作曲された曲は、毎年行われる試演会で披露します。自ら作曲した曲が実際に音となるのです。こうした経験ができるのもこの「作曲理論」コースだけなのです。