感性を磨き自由に音楽を表現しよう
古典から現代にいたる作曲作品を研究・分析し、創造的な音楽作品を生む能力を獲得することに意欲と情熱をもって取り組める人材を求めています。
作曲理論の基礎的な能力を身に付け、近・現代にいたる楽曲の分析を通して、作曲作品を制作することを目標としています。1年次の独奏楽器とピアノによる二重奏から、自由なアンサンブルによる4年次卒業作品まで、学年が進むにつれて様々な編成での創作を経験できるようにカリキュラムが組まれており、各年次に作品を提出し、作品を発表する機会が与えられています。
作曲理論コースでは、レッスンや少人数のゼミを通して作曲の技法を学びます。年に一度行われる試演会では、自分の書いた曲を各専攻の学生に演奏してもらいます。演奏会に向けての準備は大変なことも多いですが、その経験こそ今後に役立つスキルを身につける上で必要なものだと感じています。
また、演奏者とのコミュニケーションを通じて多くの気付きや学びを得ることができます。特に私にとっては、「一人で作曲をしていると分からないこと」を知れたことが大きな学びでした。琉球芸能の演奏会や美術学部による展示会など、様々なものを吸収できることが本学の魅力だと思います。
私は県外出身で、進学して本土とは違う沖縄の風土に困惑することも多かったですが、それ以上に発見や刺激があります。沖縄でこそ体験出来ることを目一杯楽しんでほしいです。