本学は国際的視野に立った芸術家・研究者を育成するために、海外の大学と芸術・学術交流協定を結び、学部・大学院の優秀な学生を対象とした交換留学を推進しています。また、姉妹校とは、展覧会や演奏会活動等を含めた研究者間の交流にも積極的に取り組んでいます。
姉妹校(7か国・地域12校)
2025年度は、本学の学生をブレーメン国立芸術大学へ1名派遣しました。また、ブレーメン国立芸術大学から2名、ミラノ・ビコッカ大学から2名、国立台湾芸術大学から3名の留学生が本学で学びました。
姉妹校への交換留学は、短期留学(半年~1年)の選択肢として、学生から高い関心が寄せられています。協定校への交換留学の場合、サポート体制が充実していると同時に、通常の私費留学などに比べて、いくつかのアドバンテージがあります。
例えば、留学中は休学ではなく、本学に在籍中とみなされるため、その期間は卒業までに必要な在学期間に算入されます。留学先で取得した単位は本学の単位として認定できる場合もあります。さらに授業料は、本学に納めるだけでよく、相手校への授業料は免除となります。短期間とはいえ、海外の大学で専門分野の知識を獲得するチャンスになりますし、現地での異文化体験や人的交流は、留学経験者のその後の修学やキャリアに大きなインパクトを与えています。
在学中に積極的に海外からの留学生や留学した先輩と交流を深め、より多くの学生が海外留学へチャレンジすることによって、グローバルに活躍する人材へと成長してくれることを期待しています。
美術工芸学部絵画専攻 派遣先大学:ブレーメン国立芸術大学 (2025年10月~2026年7月)
私の所属しているFine Artsのクラスではあらゆる視点から、意見は制作過程や作品への理解を深める上で重要だと考えられており、学生も教授もオープンなマインドを持っています。そんな中で自分の意見が必要なものだと受け止められる雰囲気は新鮮で、海外ならではだと感じました。
また学生が自分で物事を動かしていくという姿勢を当たり前として持っている所も印象的です。その為の環境が整っており、学生ののびのびとした制作、表現形態を支えています。このような環境に身を置いて勉学出来ていることは、今後制作だけでなく上での心構えに大きくプラスになると思います。
ブレーメン国立芸術大学 受入専攻:美術工芸学部彫刻専攻 (2025年10月~2026年3月)
9月に沖縄に着いた瞬間から、私はすっかり魅了されました。これほど異なる世界に没頭できることは、私の人生を大きく豊かにしてくれると感じています。 特に心に響くのは、自然との密接なつながり、日常生活の些細なことにも敬意を払う姿勢、そしてそこから生まれる穏やかさです。
研究を通じて、私は沖縄の歴史と文学についてより深い洞察を得ました。石や金属、紙を扱う新たな技法を学んだだけでなく、使用する資源の起源についても多くを知りました。地元の素材の活用と、自然と職人技の直接的な相互作用に魅了されています。この相互作用に深く感銘を受けており、ここで過ごせる時間に感謝しています。
国立台湾芸術大学 受入専攻:美術工芸学部デザイン専攻 (2025年4月~2026年3月)
日本に来て、最初は不安もありましたが、先生やルームメイト、クラスメイトたちに助けられ、すぐに環境に慣れて楽しめるようになりました。日本語やブランドデザインなど多くの授業を受け、日本と台湾ではデザインの考え方や重視する点が大きく異なることを実感し、新しい視点を得ることができました。授業内容は実践的で、コミュニケーションを通して成長することができました。
沖縄で特に好きだったのは、のんびりとした生活リズムと多様な文化を受け入れる雰囲気、そして美しい景色でした。ここでは創作のインスピレーションが得られるので、これから言語力を高めながら、自らしい作品集を作っていきたいと思っています。