本文へ移動

工芸専攻 | 漆芸分野

感性を磨き、新しい伝統文化を創造する

分野概要

漆芸分野教育環境

漆芸分野では、実習室に様々な道具や材料を機能的に収納できる個人用作業机を置きデザインワークや下地作業を行います。塗りや加飾作業を行う塗り部屋、大型作品の制作スペースとしての造形室や木工室等の施設を備えていると共に乾漆制作に必要な電気炉や回転研磨機、自動乳鉢等、多くの機器や漆精用の舟も備えています。

講義風景・学生作品

卒業生の声

[写真]又吉 紘士

又吉 紘士(またよし・ひろし)

沖縄県出身
2018年4月 工芸専攻 入学
2020年10月 あいづまちなかアートプロジェクト作品出品
2021年10月 あいづまちなかアートプロジェクト作品出品
2021年11月現在 漆芸分野4年生

高校の授業で初めて漆芸の作品を見た時に、漆の深い黒に映える螺鈿と金の表現に魅了されたことがきっかけとなり、漆芸に興味を持ちました。

大学進学後、工芸の作業一つ一つが新鮮で更に惹かれていきました。漆芸分野では、最初に道具作りを体験し、自分で使う道具は自分で作り、大事に扱っていくことを学びます。そして、漆に触れてみて、その難しさを痛感すると同時に、次第に仕上がっていく作品を見て、制作の楽しさを実感しました。制作でつまづいた時は、先生方や先輩方から助言をいただき、同級生と助け合い共に高め合っていくことが大切です。

漆芸分野で学んだことは多く、毎日が充実した期間でした。大学で学んできた知識、技術を深めて制作活動を続けていきたいと思います。

   ページの先頭へ移動