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2024年 比較芸術学専攻アート・レクチャー

沖縄県立芸術大学 造形芸術研究科 比較芸術学専攻
2024年比較芸術学専攻アート・レクチャー

講座概要

比較芸術学専攻教員によるアートレクチャーのお知らせです。
先生方の専門分野から、わかりやすく且つ掘り下げた内容をお伝えする講座となっていますので、ぜひご参加ください。
みなさまのお申し込みをお待ちしております。

日時・内容

開催回 開講日 講座名 教員 内容
第1回 10月4日(金)
18:30〜20:00
紅型インパクト―紅型が日本の近現代染織に与えた影響について― 小林 純子
1928(昭和3)年、鎌倉芳太郎は琉球芸術調査の成果を発表する展覧会で、王国時代の紅型を大きく取り上げました。これが一般の人々が紅型を実見した端緒であり、その後、日本民藝協会による積極的な紹介によって紅型は広く知られるようになりました。そして、紅型から影響を受けた型染作家、鎌倉芳太郎や芹沢銈介などが登場しますが、彼らは紅型の何に学んだのでしょうか。日本近現代の染織を変えた紅型のインパクトについて講じます。
第2回 10月18日(金)
18:30〜20:00
琉球王国時代の龍文様について―鎌倉芳太郎写真を中心に― 森 達也 琉球では、14世紀末に中国・明への朝貢を始めてから、王の身辺や宮殿内で様々な龍文様が使われるようになりました。近世琉球においては、国王の衣装の龍文や首里城正殿前の龍柱など、国王を象徴する意匠として用いられたのです。本レクチャーでは、古琉球時代から近世琉球時代にかけての龍文の変化を鎌倉芳太郎が大正末から昭和初期に撮影した写真資料に基づいて概観します。
第3回 10月25日(金)
18:30〜20:00
朱(あかい)鬣(たてがみ)の白馬 下野 玲子
お釈迦様が出家する前、カンタカという名の白い愛馬がいました。仏伝図にも登場する馬ですが、唐時代頃までの中国では朱色の鬣と尾をもつ白馬として描かれ、その特徴は奈良時代の日本にも伝わっています。仏典には「白馬」としか書かれていないのになぜ鬣と尾があかいのか、その理由を中国古来の思想、社会背景から読み解いてゆきます。

実施方法

対面講座(オンデマンド配信あり。オンデマンドだけのお申込も可)・事前予約制

会場

一般教育棟3階 302教室(首里当蔵キャンパス

受講料

無料/要事前予約

お申込

お申し込みフォームに必要事項を入力の上、送信してください 。
受付後、順次ご案内のメールをお送りいたします。

  • お申込は1つの講座から可能です

比較芸術学専攻について

お問い合わせ

比較芸術学専攻学科室

住所:〒903-8602 沖縄県那覇市首里当蔵町1-4
電話:098-882-5070
インターネット:お問い合わせフォーム

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