沖縄県立芸術大学
沖縄県立芸術大学 開学30周年「つくる、つなげる30年。」
学部・研究科・附属機関等

デザイン専攻

アドミッションポリシー

デザイン専攻は、日本最南端に位置する沖縄県の特色ある文化を、誇りを持って受け継ぎ、伝統や工芸の基礎的研究を基に、地域の経済・産業や文化活動との連携を図りながら、今日的デザインの課題を理解し、未来的志向に立つ高度な情報技術と、国際的な視野を持つ人材の育成を目的とします。以上の目的に賛同し、主体的な学習能力を養い、専門分野に片寄らない健全な社会人となれるような人物を求めています。

[写真]デザイン専攻学生および大学院生(崎山キャンパス中庭にて)デザイン専攻学生および大学院生(首里崎山キャンパスデザイン中央棟屋上にて)

カリキュラムポリシー

デザイン専攻では専門領域の垣根を取り払い、様々なデザイン分野の中から学生が主体的に授業を選択できるようにカリキュラムを編成しています。

デザイン専攻のカリキュラムの編成に関しては以下の6点に集約できます。

  1. 伝統工芸の基礎的研究、地場産業や地域の文化に強く根ざしたデザインを育てる。
  2. 情報化社会への融合とそのための取り組みを行う。
  3. 国際的視野に立った専攻カリキュラム編成を行う。
  4. 時代に合った地域社会、経済との連携と就職に結びつくカリキュラム編成。
  5. 主体的な向学心を育成するために、多くのデザイン科目を自ら選択できる。
  6. 社会人としての人格形成。社会性のある人物を育てる。

また、各学年に学ぶ主なこととして、1年生では、デザインの基礎を学び、デザインを学ぶ者としての自覚を促す。2年生では、デザイン機器と素材の研究をし、合わせてグループ研究を行いながら、3年生では、公共物のデザイン等を通して、デザイナーとしての社会的役割を確認。4年生では、個別の卒業制作を通してデザイナーとしての個人的資質の追求を行う。この4年間の過程を通じて、市場の調査方法、社会から支援を得る方法、企画の適格な提示方法等を学び、デザイナーとしての資質を完成させます。

デザイン専攻は、1年次に造形基礎を通して描写力・構成力を養い、2、3年次では分野的領域を選択制度により、専門的な実習・演習・講義を行います。

1.生活デザイン
生活道具としての器具・機器の開発や改良に関する造形的学習をします。
2.産業デザイン
情報、生産、流通などを通して、製品計画について学習します。
3.環境デザイン
公共空間における様々な生活装飾や空間の造形的学習をします。
4.グラフィックデザイン
広告やサイン計画を通して、レイアウト、イラストレーション、レタリング等の学習をします。
5.エディトリアルデザイン
編集計画や絵本制作により、コミュニケーションの在り方を学習します。
6.映像デザイン
写真、ビデオ、CGを中心に、映像表現を学習します。

さらに、3年次のインターンシップ(企業実習制度)は産学の結びつきを意識し、実社会との接点の有効性を期待しています。

デザイン専攻は、社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

年次 前学期   後学期
1年次 造形基礎   デザインI
C.G. 写真 版画 人物デッサン 彫刻
(石彫)
木工 プラスチック 色彩表現 空間構成
写真 C.G. プラスチック 木工
2年次 デザインIIA   デザインIIB
環境デザインI
(建築)
産業デザインI
(商品開発)
生活デザインI
(セラミック)
デザイン
プランニングA
共同研究
グラフィックデザインB-I
(パッケージ)
エディトリアルデザインI
(イラストレーション)
グラフィックデザインA-I
(コーポレート・アイデンティティー)
映像デザインI
(写真応用)
3年次 デザインIIIA   デザインIIIB
産業デザインII
(商品開発)
生活デザインII
(木工家具)
環境デザインII
(ランドスケープ)
素材・
技法研究
学外研究 素材・
技法研究
エディトリアルデザインII
(絵本)
グラフィックデザインB-II
(広告・ポスター)
映像デザイン
(ビデオ編集・動画)
グラフィックデザインA-II
(サイン計画)
企業実習A
インターンシップ
企業実習B
インターンシップ
企業実習C
インターンシップ
4年次 デザインⅣ   デザインⅣ
卒業制作第1ステージ
(コンセプト・アイディア)
卒業制作第2ステージ
(スタディーモデル)
卒業制作第3ステージ
(試作・実作)
卒業制作第4ステージ
(実作)
卒業制作第5ステージ
(展示計画)

学生作品

卒業生の声

諸見 愛美 もろみ あいみ

2014年
デザイン専攻卒業
株式会社宣伝 入社

小学生の頃、芸大祭でデザイン専攻の学生作品を見た時から、沖縄県立芸術大学に興味がわき、デザイン専攻に進学しました。本学のデザイン専攻は、少人数クラスで構成されていて、教授、先輩・後輩との関わりも多く、様々なアドバイスを頂きながら制作に集中することができます。

デザイン専攻は様々な分野に分かれていますが、1年次にひと通りのデザインに触れ、2年次からは興味のある分野の授業を選択することができます。授業を受けて初めて自分に合った分野を発見できることもあるので、色々と挑戦してみるのがオススメです。私は2年次の映像デザインで映像への興味がわき、卒業制作・就職先を決めるきっかけになりました。地域に寄り添った授業もあり、沖縄についての知識を深め、貢献できていると感じることもあります。

首里崎山キャンパスが出来てからは、工房と教室の距離がより近くなり、作業のしやすい環境になりました。授業外の時間で工房を使用し、制作をする学生も多いです。

私は本学のデザイン専攻で学べたことを誇りに思います。今後は大学で学んだことを活かして、制作を続けていこうと思います。

真喜志 康一 まきし こういち

Webデザイナー・プロデューサー

1997年
プロダクトデザインコース卒業
1998年
株式会社アジャスト(東京)入社
2005年
株式会社龍球インク設立
代表取締役就任
2008年
沖縄県立芸術大学
非常勤講師着任

[写真]真喜志 康一

「Less is more.(より少ないことは、より豊かなこと/ミース・ファン・デル・ローエ)」
大学で教えていただいたことを一言で表すなら、この言葉がぴったりきます。

現代の日本で一般的に語られる「デザイン」という言葉は「ロック」と同じくらい多様化しすぎていて、その本質が見失われているような気がします。

本来の「デザイン」とは、決して表層を豪奢に飾り立てることではなく、決められた条件の中で対象となるものの本質を見極め、追求し、表現すること。その結果として出来上がったものは、一見機能がむき出しで、なにも手が加えられていないようだが美しい。それが「デザイン」の究極の姿です。ただし、「デザイン」は絵画や彫刻などの純粋芸術とは違い、必ず第三者のニーズに根ざしています。そしてそのニーズの多くは「商業的な成功」です。これにより発生した「納期」や「予算」という条件の中で、いかに美しいもの、より良いものを作り出していくかが「デザイン」には求められます。今やパソコンの普及により、デザイン制作の敷居が下がり、多くの人々がデザインの仕事に従事できるようになりました。しかし、本当の意味で「デザイン」を理解し、実践できている人はその内のごくわずかです。

僕が卒業した当時、僕自身インターネットに触れたこともありませんでしたし、「Webデザイン」という仕事が世の中に存在していたかどうかも分からない時代でした。しかし、そんな僕がWebデザイナーという仕事に就き、独立して小さい会社ながらも起業することができたのは、大学で「本当のデザインとは何か?」ということを教えていただいたからにほかなりません。

「デザイン」を経営の最重要戦略に据えるアップルが、パソコンやiPhoneを生み出し、音楽を変え、人々の生活を変え、時価総額世界一の企業になったことからも分かるように、「デザイン」は世界をより良く、より豊かにする力を持っています。

そんな「デザイン」を4年もの時間をかけてじっくり徹底的に学べる沖縄県立芸術大学でのキャンパスライフ。大いに悩み、迷い、苦しみながらも、「デザイン」することの誇りを持って全力で学び、遊び、楽しんでください。

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