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絵画専攻

絵を描き心の眼を養う

[写真]日本画を描く女子学生

専攻概要

カリキュラムの特徴

存在価値の多様化や均質化するグローバル情報社会にあって独創的な画家や造形作家、教育者に求められる基本的な実技能力(観察、描写、素材応用、プレゼン)を深める教育を行います。多様な絵画・造形表現の理解と課題制作による学修から美的価値観を涵養する中で個性を伸ばし、展示や講評、学外活動などを通じ他者理解と社会性を育みながら、学生の独自性を尊重した教育を目指します。個性的な表現活動を支える身体的技術力と思考力、教養と専門性の深度を総合的に養い、卒業後も創作活動を継続し美術の社会的役割に反映しうるよう自ら課題を創出し、独創的な表現を探求する能力を育成します。

油画、日本画の授業概要

油画分野では素描、ドローイング、油彩、素材応用表現をカリキュラムの土台とし、版表現、映像表現、インスタレーション等の実習を通して現代に対応する感性、表現力を養います。2、3年次の進級展を通して自己が創出する表現テーマを探求し、段階的に卒業制作へ向かいます。

日本画分野では素描と伝統的な材料技法の基本を理解することから始め、実習を通して模写、絹本、箔、裏打ち等を習得し、課題制作として人物、風景、自由制作などで修練を重ね、現代における表現研究の下に自己のテーマに基づいた卒業制作に向かいます。

両分野の共通の授業等としては、学外演習(離島フィールドワーク)や古美術研究(京都、奈良を主とした研修旅行)、写真(アナログ)や版画実習、絵画特論I、II授業として美術作家、キュレーター、評論家による集中講義があります。

絵画専攻の必修科目

  • 絵画基礎
  • 空間デザイン
  • 日本画I〜IV
  • 絵画特論I・II
  • 古美術研究
  • 装丁実習
  • 彫刻(絵)
  • 油画I〜IV
  • デザイン(絵)
  • 工芸(絵)

学生の声

伊良波 藍(いらは・らん)

沖縄県出身
大学院 造形芸術研究科 環境造形専攻 絵画専修(油画)2年生(2026年3月修了)

[写真]伊良波 藍

私は本学の美術工芸学部絵画専攻(油画)を卒業し、大学院に進学しました。学部では、絵画表現の基礎をはじめとし、版表現・映像表現・インスタレーションなどの多様な表現手法も実践的に学びました。学内外で作品を展示する機会も設けられています。

一般教養の授業等でも、美術史など多くの知識を身につけることができます。先生方から丁寧にご指導いただき、他の学生と同じアトリエで制作するため、日々良い刺激を受けながら制作しています。大学院では、自身で研究テーマを設定し、より深く自身の表現を探求することができます。本学は首里城が近く、多くの自然があるため、沖縄の自然や文化を身近に感じることができます。多くのことを学んで成長することができたため、本学に進学して良かったと感じています。

求める人物像

人は生きる指針、共存する証として、どのような時代においても絵を描き続けてきました。高度に情報化し、グローバル化した現代の社会環境においても、自分自身の現実感や存在感を測り、イマジネーションを共有する手段として、普遍的な絵画表現の意義や社会的役割を問うことは、とても重要と考えます。

絵画専攻では、亜熱帯に位置する沖縄の歴史・芸術文化・環境・自然に理解と愛情を持ち、自らの専門性と創作力を高めるために、造形教育の専門性に対して探究心を持って取り組み、他者とのコミュニケーションを積極的に育む人材を求めています。

教員からのメッセージ

髙﨑 賀朗 教授

絵画専攻の校舎は、古都の趣を残す首里城公園に隣接し最上階からは慶良間諸島を眺望できる立地にあります。絵画専攻では、油画・日本画の実習、演習、講義等を通して段階的に幅広く絵画表現について学ぶことができます。
沖縄の自然、歴史、文化に影響を受け、多くの芸術家が芸術作品を創出してきました。学生たちは、作品制作を重ねる中から各々の資質や感性を知り、表現力を磨き、想像力を広げ、互いに切磋琢磨しながら学んでいます。新たな環境のもとで共に創作研究を深めていきましょう。

専任教員

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