音楽表現専攻 | 声楽コース

自由に感性を解き放ち響きあおう

声楽コース

アドミッションポリシー

音楽に興味を持ち、歌が好きで、音楽の総合的な研究を通して自らの世界を見つけたいと思っている人を求めています。

カリキュラムポリシー

声楽専攻は、声楽についての基本的実技と理論の教育を行い、将来は声楽家、音楽教育者等として活動し得る人材の育成を目標としています。授業は独唱、合唱、重唱、オペラのアンサンブルなどの声楽に関する実技教育で声楽技術の習得と、その感性を養う一貫した教育を行っています。又、音声生理学や舞台語発音法、和声、音楽史などの教育により、声楽の総合芸術としての役割と理解を深めていくカリキュラムとなっています。

科目 1年次 2年次 3年次 4年次 単位数 総計
専門教育科目 必修科目 声楽実技I・II 声楽実技III・IV 声楽実技V・VI 声楽実技VII・VIII 38 60
合唱I・II 合唱III・IV 合唱V・VI 合唱VII・VIII
オペラ総合実習I〜IV
重唱I・II
音楽基礎演習、ソルフェージュI〜II、和声I・II、楽式論I・II、 西洋音楽通史A/B、副科ピアノI〜IV、舞台表現演習I・II 22
選択科目 声楽アンサンブル基礎I・II 8〜 22〜
舞台語発音演習A〜D、音声生理学
選択I類(声楽史、ソルフェージュIII・IV、和声III・IV)
選択II類 6〜
専門共通科目 4〜
全学教育科目 英語I・II(必修)、一般教養(人文系、社会科学系、自然科学系)、芸術教養、沖縄文化、健康運動(全学教育センター 34〜 34〜

講義・演奏会風景

卒業生の声

増田 勇人(ますだ はやと)

2015年 音楽学部音楽学科声楽専攻 卒業
2016年現在 大学院演奏芸術専攻声楽専修在学中

沖縄県立芸術大学は首里城の麓にある沖縄県唯一の芸術大学です。少人数制の特徴を生かし、学生への手厚い制度と授業、そして私たち演奏家の卵にとって最も重要な演奏会を1年生から全員が、本学奏楽堂ホールで体験できるのは、他の大学にはない魅力です。

大学院には声楽研究室とオペラ研究室があり、オペラ研究室では1つのオペラを1年間勉強し、声楽研究室ではソロリサイタルを目標に学びます。私が昨年ソロリサイタルを催す事が出来たのも沖縄県立芸術大学の素晴らしい制度と先生方のご指導のお陰だと感謝しています。

本間 千晶(ほんま ちあき)

1995年 洗足学園大学音楽学部声楽専攻 卒業
2000年 ロシア国立モスクワグネーシン音楽アカデミー 卒業
2014年 大学院音楽芸術研究科声楽専修 修了

歌への情熱が燃え上がって沖縄県立芸術大学の修士課程を受験するまでには、東京の音大を卒業後、モスクワ音楽院に留学し、帰国後は、社会人として仕事をしていました。本学の大学院生となって、素晴らしい勉学環境で充実した音楽の勉強ができたことに、心から感謝しています。また、目を上げれば、いつも美しい首里城を見ることができるのを幸せに思います。

先生方のご指導は大変に熱心で、本学の奏楽堂ホール舞台上でのオペラの授業後は自分の集中力が増していることに、いつも気づかされます。声楽の個人レッスンに科学的客観的な手法も採用しての指導方法は、私にとって新鮮であり、とても解りやすいです。将来、自分が指導する立場になった時にも、この方法を使えるようにしっかりと勉強したいと思っています。

また、沖縄県内外の演奏会に出演する機会にも恵まれ、日頃の勉強の成果を検証して反省して更に向上に努める、という良い学習の循環ができています。その中で、実演家自身がアートマネジメントすることの重要性を学んだので、沖縄県立芸術大学の博士後期課程で研究し、その学びを社会に還元したいと思っています。

重島 清香(しげしま さやか)

2007年 大学院 修了
  国立ミュンヘン音楽演劇大学大学院 修了
現在 ミュンヘンを拠点に活躍中

今の私があるのは、沖縄県立芸術大学での体験からだと思います。大きな大学ではありませんが、そのお陰で多くの先生から授業以外でも指導を頂けましたし、演奏会やオペラ公演などでたくさん出演する機会に恵まれました。

大学院のオペラ研究室に進学したことも現在の活動の大きな助けになっています。大学院での2年間は私にとってハードなものでしたが、その期間を通してオペラの主役級の役を勉強できました。今ではこれらの経験が大きな財産となっております。ミュンヘン音大のオペラ科受験の際、受験課題にオペラ二役の指定された場所を瞬時に歌わなければならないというものがありました。この時に沖縄で勉強したことが大いに役に立ちました。今はどんなプロジェクトであろうと臆することなくチャレンジすることが出来るようになりました。

在学中、様々な困難もありましたが音楽を通して、いつかは自分のためになるということを信じてやってきた気持ちは今でも変わりません。そんな風に、私に試練を与え、鍛えてくれた県芸での6年間に感謝の気持ちでいっぱいです。

2012年9月よりドイツ、ワイマール歌劇団の専属ソリストとしてオペラの舞台に立ちます。