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工芸専攻 | 織分野

感性を磨き、新しい伝統文化を創造する

カリキュラムポリシー

沖縄の自然や文化、社会との関わりを模索し、自己の将来を明確に展望できる人材の育成をめざします。

織分野では、絣やつづれ技法を用いた織制作をはじめ、沖縄特有の植物繊維の糸作りなど天然素材研究も行います。1・2年次では、造形力と基礎的技術を習得し、2年後期・3年次では、多様な専門技術や表現方法を学び造形表現への展開を図ります。4年次では、前・後期で計画を立て、さらに個性のある創作へと応用、展開し卒業制作を行います。

織分野教育環境

織分野では、一人一機完備の織工房をはじめ糸染めや染色実験を行う染場や外部作業場所、撚糸機を備えた織機械室、意匠設計を行うコンピュータ室、素材研究に必要な芭蕉畑等、制作・研究環境の充実を図っています。

[写真]織工房

織工房


年次 前学期   後学期
3年次 織II   織II
素材研究
(苧麻・絹・天然染料)
ずらし絣 経緯絣 CG演習   作品撮影 製品開発
服地制作
古美術研究旅行 自由制作
4年次 織III   織III
苧麻            卒業制作   卒業制作

講義風景・学生作品

卒業生の声

[写真]準備中

北谷 祥(きたたに あきら)

2010年 工芸専攻染織コース 入学
2014年 工芸専攻染織コース(織)卒業

織分野では3年次まで技法の習得や素材研究が主となり、その後は習得した技術をもとに各自の制作となります。私は布を基礎から学びたいと織分野を選択したこともあり、素材研究では大きな感銘を受けました。この課題は実際に植物から繊維を取り出し、紡績し、織り上げます。一連の工程を学ぶことで、一から布を作り上げる面白さと各素材の特性を知ることができ、その後の制作に役立ちました。

また、糸へ向き合う姿勢は作品に反映され、制作を通して自分自身の弱さも大いに暴かれました。甘さや失敗は後々作品へ表れ、まざまざと突きつけられます。3年次からは課題に追われる毎日でしたが、ひとつひとつの作品に反省と成長があり、充実した大学生活を送ることができました。

振り返ってみると、技術とともに人間性も鍛えられた四年間でした。ご指導くださった先生方や支えてくれた仲間に感謝し、大学で得た経験を大切にしながら今後も励んでいきたいと思います。

[写真]準備中

長池 朋子(ながいけ ともこ)

1990年 工芸専攻染織コース 入学
1994年 工芸専攻染織コース(織) 卒業
1995年 染織コース(織) 研究生修了
1999年 機織工房しよん所属
2005年 tituti OKINAWAN CRAFT 所属

あの時があったから今がある

沖縄県立芸術大学の入学が私の沖縄ライフの第一歩になりました。現在も沖縄で生活を続けたいと思わせてくれる出会いの場を提供してくれたのが学生生活です。授業で出会えたひとつひとつの技術、物作りへの考え方、また沖縄という興味深い文化。いまの私へ全てが繋がっています。学生ならではの環境を存分に活用して貪欲に吸収できた当時があったからこそ現在があることを感じます。

仕事にすることによって制約や甘くない世界が待っています。しかし学生時代にに得られた物は自分の財産となってずっと助けてくれます。今でも沖縄で織物を続けたい理由のひとつに沖縄の自然があります。光、空気、匂いが沖縄ならではのものだからです。そういうことを感じ、考えられるのは、始めて沖縄に接することが出来たのが、大学という素晴らしい環境だったからだと思います。

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